BCP計画

建設業BCP計画

BCP計画策定については、2009年から建設業者が四国地方整備局に提出する建設業BCP計画策定が出発点です。支援依頼のあった建設業者に対して、計画作成、同時に課題抽出、訓練等に関する支援を行い、計画上の問題点のピックアップと訓練の反省などをふまえてPDCAサイクルを回していくサポートをしております。

建設業BCPにおいては、2年毎に四国地方整備局の審査を受ける必要があり、定期的な問題点の対応策を実行していくことと、訓練のバージョンアップが欠かせないものとなっています。そのため、BCPに関する新製品情報や他社動向など常に最新情報が把握できるようにしています。

ハザードマップを見ながら計画を策定しています
安否確認メール送信と返信の様子です
本社社屋が倒壊したとの想定で、テントを張って対策本部としました
避難誘導訓練

一般企業に対するBCP計画

BCP計画に関しては、中小企業庁が発行しているフォーマットを参考にして、一般企業にもアドバイス等行っており、依頼された企業の中核事業の選定、中核事業を維持していくのに不可欠なボトルネックについても特定できるようにサポートを行っています。

・中核事業 会社の存続に最も重要性の高い事業のことです。
・ボトルネック 重要業務の継続に必要不可欠な経営資源のうち、目標復旧時間内での復旧や調達が難しそうなもの

BCP計画にての特徴的なことは、計画そのものだけでなく、その中から推進していくにあたっての課題を見つけ解決策を提案、または解決に導く情報取集等も行っています。さらに、訓練に関してもサポートしており、机上訓練、安否確認訓練、避難誘導訓練、実動訓練などを実施した後、問題点の発見から改善策に至るまでのPDCAサイクルの回し方についても提案を行っています。

BCP計画は、有事のときに役立つという印象が強いのですが、情報関連、個人情報の分野に入ると日常的に経営とかかわるわけですし、計画書の中には、人、モノ、カネ、情報という経営資源がすべて盛り込まれています。これらを日常経営に役立てることができるようにアドバイスしています。

避難誘導訓練終了後の点呼を行っています
計画書の問題点をピックアップするミーティング

BCPトピックスとテロ対策

日本国内では地震、洪水対策が主体のBCP計画ですが、海外ではテロや誘拐などのBCP対策が中心であると聞いており、当オフィスでは外国人雇用も中核事業にしていることから、海外分野に関しても情報を集めていいます。2018年には東京にて説明会を開催いたしました。

*主な説明項目
●BCPトピックス
1.BCPと防災との違い
2.BCPのサプライチェーンへの影響
3.南海トラフに関する情報
4.火災に対する盲点
5.戦争やテロに対する危機意識
●海外テロ・誘拐等対策
1.テロや誘拐に対する事前準備
2.保険加入
3.被害想定と影響
4.BCP発動基準
5.安否確認と通信回線の確保
6.組織体制
7.日本本社での対応
8.終結時

更新情報

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