「優先リスクの抽出」と影響の大きいリスクの定量化につながる「ビジネス影響度分析」という作業が、BCP計画立案の前段階にあたります。
現在のBCP 計画立案においては、前段階を飛ばして、まずは地震や風水害に関して計画を立てているケースが多いようです。前段階は面倒だというのも理由です。
しかし、よく考えてみると、各リスクには、各々専門家の方が、いろいろコメントしており、優先リスクをピックアップしにくい状態だと思われます。
また、各専門家の方々は、その道の専門家であり、経営の専門家ではないわけです。ここに、BCP計画を企業に立案するように啓発されていても、浸透しにくい理由があるものと考えられます。
